アウディ・VW車検 整備 修理技術ファイル
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No.076 アウディ A6 各種警告灯点灯修理
走行中に突然何種類かの警告灯が点灯し、その後消灯したとの修理依頼です。
早速アウディテスターVASにて診断開始です。点灯後消灯したとの事でしたがやはり現在故障としてではなく過去故障としてエラーが残っていました。今回は各コントロールユニットに異常電圧のエラーが入力されていました。車両には異常が出た瞬間の車の各情報が記録されているのでそれをもとに診断していきます。今回の異常はどうやら発電機であるオルタネーターが以上に高い電圧を発電してしまって起こっているようです。しかし現在異常が無い以上これ以上の確証が得られません。その事をお客様には十分にご説明しオルタネーター交換を行いました。作業後は長めの試運転を行いテスターにて最終チェックを経て返車いたしました。
定期点検にてご入庫です。
弊社独自の診断基準に基づいて診断を進めていきます。今回気になった点はLLCリザーブタンクのひび割れ。アウディ、VWのお決まり事例ですがプラスチック製のタンクが劣化に伴いひび割れてきます。やがては冷却水漏れに繋がるトラブルです。今回のお車の様にタンクが黄ばみ、細かいヒビが見つかった場合は交換しておくのがベストですね!冷却水漏れからオーバーヒートでエンジンまで駄目にしてしまってはシャレになりませんからね。
右側ロービームが点灯せず、警告灯が点灯しているとの修理依頼です。
早速アウディテスターにて診断開始です。以前の様な電球から近年の車はHID、LEDまた走行中動くアダプティブライト等高機能化が進んでいます。ですのでライトが点かない!といった簡単なトラブルでも専用テスターが必須です。診断を進めていくとヘッドライト用のバラストと呼ばれるパーツのエラーが見つかりました。
今回はこのバラストを交換して作業完了です。作業後はこのバラストに基本情報を入力するコーティング作業が必要になります。
今回はこのバラストを交換して作業完了です。作業後はこのバラストに基本情報を入力するコーティング作業が必要になります。
チェックエンジン点灯、エンジン不調にて修理依頼です。
現象を確認してみるとかなり酷い振動があり、吹け上がりもとても悪いです。テスターにてエラーを確認すると全気筒でミスファイヤ(不燃焼)が入力されていました。
しかしこれだけでは原因が特定できませんので、全気筒不具合がでる箇所の実測値や単体点検で原因を絞っていきます。今回判明した原因はイグニションコイル、通常の車では気筒数と同数付いているパーツなのでその内の一つが壊れるのが定番ですが、このエンジンの場合は一つのイグニションコイルで全気筒まかなっているので壊れ方によっては今回の様に
全気筒不具合になります。修理は問題のイグニションコイルを交換して作業完了です。
しかしこれだけでは原因が特定できませんので、全気筒不具合がでる箇所の実測値や単体点検で原因を絞っていきます。今回判明した原因はイグニションコイル、通常の車では気筒数と同数付いているパーツなのでその内の一つが壊れるのが定番ですが、このエンジンの場合は一つのイグニションコイルで全気筒まかなっているので壊れ方によっては今回の様に
全気筒不具合になります。修理は問題のイグニションコイルを交換して作業完了です。
冷却水不足の警告が出るとの修理依頼です。
診断を進めていきます。まずは冷却水の量を確認する為冷却水のタンクを見てみると、早速原因判明です。リザーブタンクより冷却水が漏れていました。
A3のリザーブタンクは球体をしているのですが製造段階で半球を上下で貼り合わせる形で作らています。今回はその接合部分より漏れだしていました。アウディ、VW共リザーブタンクは良く駄目になる箇所ですね。その後は冷却水回路に圧力をかけ、それ以外の漏れ個所が無いか確認していきます。今回それ以外の不良は発見できませんでしたのでリザーブタンクを交換して修理完了です。
A3のリザーブタンクは球体をしているのですが製造段階で半球を上下で貼り合わせる形で作らています。今回はその接合部分より漏れだしていました。アウディ、VW共リザーブタンクは良く駄目になる箇所ですね。その後は冷却水回路に圧力をかけ、それ以外の漏れ個所が無いか確認していきます。今回それ以外の不良は発見できませんでしたのでリザーブタンクを交換して修理完了です。
クラッチすべりで走行不能になったとの修理依頼です。
現象としてはエンジンは正常に動くもののギアを入れても前にも後ろにも進まないといった具合です。クラッチ滑りの症状ですね。確認の為レリーズシリンダーの隙間からクラッチを覗き込んで残量を確認。
間違いなさそうです。交換はミッションを降ろします。またFF車はミッションを外すとエンジンも支えられなくなってしまうので専用のツールでエンジンを支えながらの作業になります。今回はカバー、ディスク、レリーズベアリングのいわいる3点セットを交換して完了です。もちろん症状は完治しました。
間違いなさそうです。交換はミッションを降ろします。またFF車はミッションを外すとエンジンも支えられなくなってしまうので専用のツールでエンジンを支えながらの作業になります。今回はカバー、ディスク、レリーズベアリングのいわいる3点セットを交換して完了です。もちろん症状は完治しました。
ナンバー灯不点灯にて修理依頼です。
今回は車検で御入庫頂きました。車検時の国が定めるチェック項目にもありますがライトの点灯状態の点検はメンテナンスの基本中の基本ですね。このお車はナンバー灯が片側点灯しない状態でした。国産車であれば球切れの場合が殆どですが輸入車の場合はその考えは危険ですよ!今回のケースでもライセンスバルブの保持も兼ねているレンズの破損でした。他にも近年の輸入車であればLED破損、端子部焼損、基盤破損、ハーネス断線ショート、もしくは大もとのコンピューターなんてケースもあります。今回はレンズを交換して作業完了です。
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