Bosch Car Serviceのマリオットマーキーズではボッシュが開発した様々な車両診断機(テスター機器)を配備し、近年の進化した車両に対して『故障診断』や『予防診断』を行なうことが出来ます。ボッシュで開発している診断機は、故障が起きた時だけに使用するものではなく、故障が起きる前に活用することもできます。
Menu 1:ECUシステム診断
ECUシステム診断では、車輛診断でもっとも重要なバッテリー&オルタネーターチェックとエンジンコントロールユニット(ECU)等の診断を行います。バッテリー・オルタネーターが正常に作動しているか、コントロールユニットに異常が診断されていないか、ラムダセンサーが正常に作動しているかどうかを診断していきます。
Menu 2:エンジン診断
エンジン診断では、メニュー1に加え、排気ガスによりエンジンの燃焼状態を確認します。理想的な排ガス状態であるかどうかを4つのガス(CO、CO2、HC、O2)を分析することで、無駄な燃料が出ていないか、エンジンが不具合を起していないかなどを診断していきます。「4ガス」タイプの排気ガステスターは、環境先進国であるヨーロッパ諸国で使用されています。
Menu 3:足回り診断
足回り診断では、タイヤと路面が適正に設置されているか、また車の乗り心地や曲がる際の安定性にとって重要なショックアブソーバー等の診断を行います。更に安全確保のために不可欠なブレーキの効き具合や劣化状態などを数字とグラフで正確に診断していきます。
アウトバーンなど高速で走行する機会の多い ヨーロッパで使用してされているテスターで、4輪独立にブレーキの初期制動力から最大制動力までの変化を見ることができます。