アウディ・VW車検 整備 修理技術ファイル
エンジンマウントは、内部に振動吸収用のグリスを封入しており、マウントが劣化しひび割れを起こすとグリスが外部に漏れ出てしまい、振動を吸収しきれず不快な振動の原因になります。
エンジンマウントを交換する場合、エンジンを専用工具で吊り上げエンジンマウントブラケットごと取り外す必要が有る為、簡単には出来ない作業です。
外したエンジンマウントを新旧見比べると、古いエンジンマウントは潰れて高さが低くなってしまっていることがわかります。
交換後、エンジンをかけると振動が消え見違えるような乗り心地になりました。
オイル漏れの量が多く、エキゾーストマニホールドにオイルがかかり白煙が上がっている状態でした。
シリンダーヘッドカバーのオイル漏れを修理する際は、タイミングベルトカバーをずらす必要が有る為アウディでは定期交換で指定されているタイミングベルトの点検も同時に行うことが出来ます。
ヘッドカバーガスケットの交換後、試運転を行い症状が改善していることを確認し作業完了となります。
点検の結果、フロントのアッパーアームブッシュに亀裂とバキュームポンプからのオイル漏れがありました。アッパーアームブッシュに亀裂があると走行時にガタつきが発生し、走行安定性が下がってしまうだけでなく
ホイールアライメントのズレによるタイヤの変摩耗やガタつきによる異音や振動の発生となり危険です。
また、バキュームポンプからのオイル漏れは保安基準不適合となります。お客様と打ち合わせを行い、高額なアッパーアームはブッシュの打ち替えにて対応して費用を抑えることが出来ています。
点検を進めて行きますと、オイルフィルターの付け根にエンジンオイルが付着しているのを確認。
前回のフィルター交換の時に清掃が十分ではなかったか、フィルターのゴムパッキンが劣化しているかいずれかの理由であろうと思い今回の点検整備ではエンジンオイル及びフィルターの交換は依頼事項でも有りましたのでいずれにせよ問題は解決出来ると考えていました。
しかし、アンダーカバーに垂れたオイルの量などいくつか気になる点も有りましたので更に点検を進めて行きますとオイルフィルター上部に有るオイルセパレーターが漏れの原因である事が判明しました。
オイルセパレーターはエンジン内部で発生するブローバイガスの中から気体になった油分を出来るだけ液状に戻す役割があります。
簡単に言いますと気体になったエンジンオイルをまた液状にしてエンジンオイルを再利用するのが目的です。
戻りきらないガスは最終的に燃焼室へ入り混合気と共に燃焼され排気ガスとなります。
オイルセパレーター取付け部分のゴムパッキンを交換する作業となりますが、セパレーター脱着は外す補器類の点数が多く時間を要す作業となります。
エンジンルームにはギッシリと詰め込まれたV6ツインターボエンジンが搭載されており、目視ではなかなか原因の特定が出来ません。
一度、各部を洗浄し試運転を行った後、分解を行いながらオイル漏れ箇所を特定していきます。
点検の結果、カムシャフトオーリングやタービンなど様々な場所からエンジンオイル漏れがありましたので、お客様と打ち合わせを行いエンジンを脱着した上で、劣化している部品の交換を行う形になりました。
修理作業後、試運転を行い症状が改善し異常が無い事を確認し作業完了となりました。
早速リフトアップして点検を行うと、エンジンのオイルフィルターケースからのオイル漏れがありました。
このエンジンのオイルフィルターケースは樹脂で出来ており、経年劣化により徐々にヒビ割れ等が発生しオイル漏れの原因となります。
交換作業では、インレットマニホールドや周辺のホース類を脱着しなければならないアクセス出来ない為少々手間がかかります。
交換作業後、試運転を行い症状が改善している事を確認し作業完了となりました。
走行距離が増えてきたという事でタイミングベルト交換を依頼したいとご入庫頂きました。
交換するまでに脱着する部品等の状態をチェックして必要な部品も交換していきます。
ゴルフⅤの場合、タイミングベルトを交換する際はエンジンマウントを外し、エンジンを少し浮かせた状態で作業を行います。
交換作業後、試運転を行い異常が無い事を確認し作業完了となりました。
フォルクスワーゲン社の車は、タイミングベルトを用いられている車両が多く、定期交換推奨の部品になりますので作業経験やノウハウ、多くの知識を持った工場での作業をお勧めいたします。
エンジンが震えるという事でご入庫頂きましたゴルフⅤです。
早速、テスター診断及びトラブルシューティングを行っていくと各シリンダーにミスファイアのエラー入力がありました。
更に診断を進めていくと、各気筒イグニッションコイルの不良によりエンジン不調になっている事がわかりました。
走行距離を多く走っているお車でしたので、お客様と打ち合わせを行い全気筒のイグニッションコイルとスパークプラグの交換作業を行いました。
交換作業後、試運転を行い症状が改善されていることを確認し作業完了となりました。
リフトアップし各所点検するとアンダーカバーからの冷却水を確認しました。
アンダーカバーを脱着し、漏れ箇所の点検を行うと、タイミングベルトカバー周辺からの漏れという事がわかりました。
この場合、ウォーターポンプからの漏れが一番濃厚となりますのでお客様と打ち合わせを行い、ウォーターポンプの交換作業を行いました。
ウォーターポンプの交換時には、タイミングベルトの脱着が必要になりますので一緒にタイミングベルトの交換作業を行いました。
交換作業後、試運転を行い異常が無い事を確認し作業完了となりました。
法定24ヶ月点検を実施したところラジエーターのアッパーホースから冷却水漏れがありました。
また、定番箇所である冷却水のリザーブタンクにもクラックがありましたので同時に交換作業を行いました。
冷却水漏れの整備を行う場合は、漏れている箇所の交換だけでなく劣化している場所を同時に交換をお勧めします。
交換作業後、試運転を行い問題が無い事を確認し作業完了となりました。
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