アウディ,VWの車検・修理・整備はマーキーズへ

車検でご入庫頂きましたアウディA4になります。車検ですのでリフトアップをして各部の点検を行っていきます。
点検の結果、燃料フィルターからガソリンが漏れ出している跡が有るのを発見しました。
また、燃料ホースに亀裂が有る事も分かりましたので同時に作業を行っていきます。
ホースの交換には燃料タンクを降ろさなければいけないため大掛かりな作業となります。
燃料系ですので、発見が遅れると大きなトラブルに発展しかねませんので、いかに車検や定期点検が重要かが分かる事例になります。
作業後試運転を行い、燃料漏れが止まっていることを確認し車検を取得致しました。

24カ月点検を進めながら、お客様からご依頼のあったエアコン異臭箇所を探っていきます。確かにエアコン吹き出しからでる風はあまり良い臭いではなくほこりっぽい臭いがしました。エアコンフィルターの溝になっている部分を確認すると、かなりの量のほこりが目詰まりしていることがわかりました。その他の箇所は特に問題がないため、今回はエアコンフィルター交換を行い吹き出しからの風量も上がり気になっていた臭いも改善されました。

ブレーキ時異音のご依頼です。まずはロードテストを行います。異音とともにブレーキペダルに振動が伝わってきました。リフトにて目視点検を行うと、まずブレーキローターに錆、又は波打ち、偏摩耗が目立ちます。パッドを見ますと粉々になっていて、これでは正常な制動力が得られません。
足回り以外も見てみると至る所に錆、腐食があります。お客様はスキーなど冬場の山岳地帯によく行くとの事ですので、融雪剤（塩化カルシウム）が原因と考えられます。海辺に住む方も潮が原因で腐食等する場合があるので似た症状が出る可能性もあります。パット、ローター交換を行いブーツ類にもグリスを塗布し作業完了です。

車検でお預かりしたアウディのA4です。気になるところは特にないという事でしたがウィークポイントを熟知しているマーキーズでは、独自の点検を行っていきます。
点検の結果、A4の弱点であるフロントアッパーアームのブッシュに亀裂が発生していました。
ブッシュは、路面からの振動を吸収し走行安定性や乗り心地を高めるために組み込まれています。
フレームに挟まれるようにして装着されているため、常に捻じられているため、亀裂はどんどん大きくなっていきます。
亀裂が大きくなると不快な振動や騒音の原因となってしまいますので早めの交換がお勧めです
交換後、ロードテストを行い異常が無いことを確認し作業完了となりました。

早速点検をしていくとエンジンの一番上にあたる、タペットカバーからのオイル漏れがありました。
オイル漏れは不快な臭いや車両火災の原因になり兼ねない事や、このままでは車検を受ける際に保安基準不適合になってしまうので修理が必要となります。
タペットカバーを脱着、パッキンを交換し試運転の結果異常がないことを確認し作業完了となりました。

点検を進めていくと、タペットパッキンからのオイル漏れがあり垂れていました。これでは車検に通すことが出来ませんので交換します。タペットカバーを外してみると、本来は柔らかいパッキンが固まってしまい触るだけで割れてしまいました。こうなっては密閉性能が落ちてオイルを遮ることが出来ません。しっかり清掃して組みつければ作業完了です。今回は他に定番のフロントアッパーアームの交換も同時に行いました。

車検点検にて下廻りを点検していきます。エンジンとミッションの繋ぎ目あたりからエンジンオイルが垂れているのを確認しました。点検を確実なものにするため一度清掃し漏れ箇所を探っていくと、エンジンのチェーンテンショナーパッキンより漏れが発生していました。交換にはカムシャフトを外すような形になるため、やや手間のかかる作業になってきます。

早速診断の為ロードテストを行うと、ブレーキが殆ど効きません！！慌てて工場に戻り確認してみるとブレーキパットが前後とも残量0ｍｍでした。通常ブレーキとして使う摩擦材の部分を通り越し、土台の鉄板部分が削れていました。ご依頼の異音もローターと摩擦材が無くなったパットがこすれる音でしたので前後パットと同じく摩耗していたローターをそれぞれ交換して作業完了です。

陽気が良くなってくると増えるのがこのA/C修理！今回のA4もややぬるい風が出ています。現在(4月)でこの冷え方ですと夏場では全く役に立たない状態です。診断を進めていくとガス漏れが原因でした。
しかしガス漏れ診断はここからが大変です。蛍光剤をエアコン回路内に注入し、根気よく漏れ個所を探していきます。今回はコンプレッサー本体から漏れがありましたのでコンプレッサーAssyを交換して修理完了です。

法定12ヶ月点検をベースに弊社独自の診断を進めていきます。今回気になった点はエンジンの制振を行っているラバーストッパーの劣化です。これはエンジンの縦方向の揺れを抑えているもので固いスポンジで出来ています。熱や時間で劣化し手で触るだけでボロボロ崩れてしまうほど劣化します。これでは当然揺れを抑える仕事はできませんね。安いパーツですので2次的な破損、故障に繋がる前に定期的に交換するのが望ましいです。