アウディ・VW車検 整備 修理技術ファイル
マリオットマーキーズアウディ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日ご紹介するのはアウディA4のエンジンオイル警告灯点検修理です。
走行中にエンジンオイル警告が表示されてしまうということでご入庫いただきました。
早速点検していきます。
まずはエンジンオイル量をメーターで確認しようとしましたが、エンジンオイル量が測定できません。この場合はエンジンオイルレベルセンサーが故障している可能性が高いのでリフトアップをしてレベルセンサーを点検します。
レベルセンサーはエンジンオイルを溜めておくオイルパンに取り付けられていて、エンジンオイル量をみています。
アンダーカバーを外して確認すると、レベルセンサーが冷却水で侵食されていました。
コネクターを外すと冷却水が入っていて、診断テスターをつなぐとレベルセンサーの故障メモリーも入力されています。
上の方からかなり冷却水が漏れているようですが、この上にはウォータポンプがあり、アウディの直列4気筒ターボのこのエンジンでは、よくウォーターポンプからクーラント漏れを起こします。
この車両もウォーターポンプからクーラント漏れをしているので、ウォーターポンプと故障しているエンジンオイルレベルセンサーの交換が必要になります。
お客様にご説明させていただき作業していきます。
ウォーターポンプですがインテークマニホールドの下辺りにあるので、まずはスロットル廻り、各ウォーターホースなど邪魔になるものを取り外します。
配線などを避けてなんとか外れましたが、車種によってはインマニを外す必要がありそうです。
こちらが交換するウォーターポンプで、アウディではいろいろなモデルに取り付けられています。
レベルセンサーはこのようにオイルパンに付いているので、エンジンオイルを抜いてから交換します。
コネクター部に冷却水が付着していたので清掃してコネクターを取り付けます。
最後にエンジンルームを清掃、試運転を行い警告灯も消灯したので作業完了となります。
弊社では都内以外にも神奈川、埼玉、千葉などからもご来店頂いております。
お車の事で何かお困りの事がございましたらぜひ弊社へご相談ください。
早速症状を確認する為、工場で加圧テストを行うとウォーターポンプ本体より冷却水が滲み出ていました。
上から覗くとわかりませんが、リフトアップし下から点検を行うとウォーターポンプの軸から滲み出た冷却水が垂れてきているのが分かりました。
この状態では、冷却水が減ってしまい、最悪の場合オーバーヒートの原因にもなり大変危険な状態でしたので、冷却水漏れのあるウォーターポンプ本体と付随するホースも経年劣化が見られたので交換作業いたしました。
交換作業後、再度加圧テストと試運転を行い、症状が改善されている事を確認し作業完了です。
実際にお客様と同乗してみると路上の状況にもよりますがギシギシというような異音を確認しました。
リフトアップして下廻りを確認してみると右前のアームブッシュに亀裂が有り異音の原因になっていました。
ブッシュと逆側にはジョイントがあり下からナックルアームを支えているのですが、今回はジョイント部にガタやブーツ切れはありませんでしたのでお客様と打ち合わせの結果、ブッシュの打ち換えにてご対応しました。作業終了後、4輪アライメント調整を行いロードテストをして異音が無くなっていることを確認し完了です。
ドライブシャフトを取り外しジョイント部分を確認するとグリスが基準より少なくなっておりベアリングがスムーズに動かない状態です。
このままだと走行中に異音が出たり最悪のケースは破損し走行できなくなる可能性が有りますのでブーツだけではなく、内部のジョイント部分を綺麗に洗浄し再度グリスアップも一緒に行います。
ドライブシャフトを組み付け後、ロードテストを行い異常が無い事を確認し整備完了です。
点検を進めて行くとエンジンのヘッドカバー、フロントケース周りから漏れが有りアンダーカバーにも付着がありました。
このエンジンは普段走行していてオイル消費ことで有名ですがここまで早いペースで減っているのはおかしいです…。
今回はエンジンヘッドカバー、フロントケースのオイル漏れ修理の他、オイルがかなり汚れていましたのでエンジンオイルフラッシング作業を行いました。
以前は長距離走行するとオイルが減っていたそうですが明らかに減らなくなり、症状は改善されました。
早速ロードテストを実施し、症状の確認を行うと異音の確認が出来ました。
リフトアップして各足廻りの構成部品を点検していくと各アームに取り付けられているゴムブッシュに亀裂や断裂があることが確認出来ました。
アームをアッセンブリーで交換すると高額になってしまいます。アームについているゴムブッシュだけの部品供給が有り、弊社では専用のプレス機も有りますので今回はブッシュ打ち替えで作業を行い作業完了です。
エンジンマウントは、内部に振動吸収用のグリスを封入しており、マウントが劣化しひび割れを起こすとグリスが外部に漏れ出てしまい、振動を吸収しきれず不快な振動の原因になります。
エンジンマウントを交換する場合、エンジンを専用工具で吊り上げエンジンマウントブラケットごと取り外す必要が有る為、簡単には出来ない作業です。
外したエンジンマウントを新旧見比べると、古いエンジンマウントは潰れて高さが低くなってしまっていることがわかります。
交換後、エンジンをかけると振動が消え見違えるような乗り心地になりました。
オイル漏れの量が多く、エキゾーストマニホールドにオイルがかかり白煙が上がっている状態でした。
シリンダーヘッドカバーのオイル漏れを修理する際は、タイミングベルトカバーをずらす必要が有る為アウディでは定期交換で指定されているタイミングベルトの点検も同時に行うことが出来ます。
ヘッドカバーガスケットの交換後、試運転を行い症状が改善していることを確認し作業完了となります。
点検の結果、フロントのアッパーアームブッシュに亀裂とバキュームポンプからのオイル漏れがありました。アッパーアームブッシュに亀裂があると走行時にガタつきが発生し、走行安定性が下がってしまうだけでなく
ホイールアライメントのズレによるタイヤの変摩耗やガタつきによる異音や振動の発生となり危険です。
また、バキュームポンプからのオイル漏れは保安基準不適合となります。お客様と打ち合わせを行い、高額なアッパーアームはブッシュの打ち替えにて対応して費用を抑えることが出来ています。
エンジンルームにはギッシリと詰め込まれたV6ツインターボエンジンが搭載されており、目視ではなかなか原因の特定が出来ません。
一度、各部を洗浄し試運転を行った後、分解を行いながらオイル漏れ箇所を特定していきます。
点検の結果、カムシャフトオーリングやタービンなど様々な場所からエンジンオイル漏れがありましたので、お客様と打ち合わせを行いエンジンを脱着した上で、劣化している部品の交換を行う形になりました。
修理作業後、試運転を行い症状が改善し異常が無い事を確認し作業完了となりました。
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