アウディ,VWの車検・修理・整備はマーキーズへ

マリオットマーキーズアウディ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介する整備はアウディA3の12ヶ月点検です。

2005年式 アウディA3では2代目にあたるモデルです。

まずは室内機能や灯火類のチェックを行いますが、特に異常はありませんでした。
エンジンルームではエンジンオイル、エアクリーナエレメントの汚れが見られました。
最後にリフトアップして下廻りを点検していきます。

オイル漏れなどはありませんでしたが、下廻り全体が錆ていて特にリアの足廻りやメンバーの錆がひどい状態を確認しました。

細かくチェックしていくと、リヤロアアームが錆で腐食し穴が空いてとても危険な状態です。アームがボロボロですね…

これではスプリングが抜けてしまうのも時間の問題です。
事故が起きる前に気づけて良かったです。

今回はエンジンオイルなどの消耗品の他にリヤの左右ロアアームの交換をお客様に提案させていただき、作業となりました。

ロアアームの交換ですがボルト類も錆で腐食しているので、潤滑油を浸透させながら慎重に作業を行いました。

こちらが外れたロアアームです。
新旧比較するとスプリングを抑えるロアアームの厚さが錆で劣化してものすごく薄くなっているのがわかります。
もちろんボルト類も交換です。
これでお客様に安全に乗っていただけます。

ロアアーム組み付け後、錆びているメンバーの錆を落として下廻り全体を防錆スプレーで塗装させていただきました。

最後に足廻りのアライメント調整を行なって、試運転でも問題ありませんでしたので作業完了となりました。

今回のような定期メンテナンス、定期点検を車検取得後、次の車検整備までされないユーザーの方は少なくありません。
定期的に点検を行えば次回の車検費用の予想もされやすいですし、今回のように危険を事前に防ぐことができますので12ヶ月点検などの定期点検はとてもおすすめです。
お車のことで気になることがあれば、ぜひお問い合わせください。