アウディ,VWの車検・修理・整備はマーキーズへ

マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のご依頼はアウディA6 走行中エンジンストールしてしまうという症状の点検ご依頼でした。

ストールとはエンジンが急に止まってしまう事を言います。
原因は様々なのでまずは症状確認から行います。

エンジンをかけてアイドリングしてしばらくするとエンジンが止まってしまいました。
その間エンジン不調はとくにありませんでしたので、もう一度エンジンをかけようとしたところスターターの回りがかなり遅くなっていました。

バッテリーが弱くなってしまっている場合もその様な事が起きますので確認します。
状態が悪いのが確認できました。

しかしスターターは回るので根本的な原因では無さそうです。
もう一度エンジンを始動し、ライト点灯など電気負荷をかけなからオルタネーターの発電電圧、発電量を確認します。

オルタネーター側で測るとバッテリー電圧しか無かった為オルタネーターが発電しなかった事でエンジンストールしてしまう事がわかりました。

お客様に説明させていただき作業を進めます。
アウディA6のオルタネーターはエンジン向かって左下にあるのでオルタネータードライブベルトを外してからオルタネーターを外します。

オルタネーター交換の際には必ずバッテリーターミナルを外して交換していきます。
オルタネーターが外れたら新しいオルタネーターに交換してテストを行います。

アイドリングテスト、走行テストも行い発電電圧など問題ありませんでしたので作業完了となります。
バッテリー交換はお客様と相談して今回はお見送りさせていただきました。

今回の様な事例はアウディのみならず他の輸入車でも良く見られる症状でもあります。
バッテリー本体が劣化してエンジンが調子悪くなる場合も多々あります。
最近の車両はかなり電子制御が増えてますのでオルタネーターやバッテリーの点検を行う事で様々なトラブルを防止することができると思います。
車両の点検の際には是非弊社へご相談ください。